学生のころに比べて、虫歯ができやすくなった
しっかり歯磨きしているのに、なぜか虫歯ができる
と感じたことはありませんか?
小さな虫歯であれば、治療費もそこまでかからずに治すことができますが、大きな虫歯は銀歯になるうえに、治療費がそこそこかかると思います。
銀歯がいやな人の中には、白いセラミックに変える人もいます。
私も銀歯が気になって、セラミックに1本だけ変えました。3万しました。
こんなに治療費がかかるなら、もっとしっかり歯磨きしてればよかったと何度も後悔しました。
本記事では、虫歯を徹底的に予防するための正しい歯の磨き方について紹介します。
目次
虫歯と歯周病
虫歯と歯周病では、菌のタイプが真逆なので、両方同時になることはありません。
虫歯
虫歯の原因であるミュータンス菌は、酸素がある状態で生息できる菌(好気性)で、歯の表面に定着して増えます。
主なエネルギー源は砂糖などの糖質で、有機酸を生成することができるので、耐酸性が強いです。
歯周病
歯周病菌は、酸素を嫌う菌(嫌気性)で、歯周ポケットに生息します。
ミュータンス菌のように糖を分解してエネルギー源とすることができないので、たんぱく質を栄養源としています。
正しい歯の磨き方
朝編
①起きてすぐに「洗口剤うがい」をする
30秒以上ぶくぶくうがいをし、吐き出します。
30秒~1分程すると効果あります。
②舌磨きをする
舌の奥から手前に2~3回なでるように行う。
※シリコン状のブラシがおすすめです!
舌用ブラシは100均にも売っています。
先がシリコンになったものがおすすめです。
ブラシ状のものは、舌の汚れがブラシにつくのが気になりました。
③朝食後に再び「洗口剤うがい」をする
④歯磨きをする
歯ブラシは、毛先が細く柔らかめのものを使い、歯磨き粉は、研磨剤不使用のデンタルペーストを使う。
ペングリップで歯ブラシを持ち、歯ブラシを歯に対して45度に当てて、プラーク(歯垢)を意識して磨く。
歯ブラシを使って、3~5分間歯を磨き、1~2回水ですすぐ。
※歯垢:歯の表面や歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間に付着している、白いネバネバしたかたまり
⑤歯磨き後、「洗口剤うがい」をする
※味が気になる人は水で1度すすいでもOK
夜編
①夕食後に「洗口剤うがい」をする
②歯磨きをする
朝と同じ方法で行う。
③デンタルフロスや歯間ブラシで口腔ケアをする
歯と歯の間、歯と歯肉の間のプラークを取り除く。
※大量出血した場合は、菌血症のリスクがあるため、使用を中止して歯科医院へ
歯医者で歯間ブラシが欲しいと言ったら、自分に合ったものを勧めてくれます。
私の場合は、歯間ブラシを使うにはまだ早いといわれたので、デンタルフロスをドラッグストアで買って使っています。
④再び「洗口剤うがい」をする
洗口剤うがいや舌磨きをすることで、口臭ケアも行うことができます。
口内炎や口臭が気になる人におすすめです。
おすすめの口腔ケアグッズ
歯磨き粉
この歯磨き粉は高フッ素で低刺激のものなので、虫歯の予防に適しています。
歯科医師のYouTubeチャンネルで紹介されていたのでおすすめです。
洗口剤
低刺激タイプなので、ほかの洗口剤に比べると刺激が弱くなっています。
全く刺激が気にならないわけではないですが、許容範囲内だと思います。
おすすめの一冊
こちらの本を読んで正しい歯の磨き方を身につけました。
もっと詳しく知りたいなら、読んでみてください。
歯の磨き方だけでなく、歯と関わる病気についても書かれてあるので、一度読んでおいて損はないと思います。
まとめ
正しい歯の磨き方について紹介しました。
歯磨きも大事ですが、定期的に歯科検診に行くことも大事です。
今後のためにも少しでも多く歯を残したいものですね。