簿記を独学で取得したいんだけど、どうやって勉強していったらいいの?
簿記初心者は独学で取得できるのか気になると思います。
本記事では、私が簿記3級を独学で取得した方法を紹介します。
目次
体験談
私は大学生の時に独学で簿記3級を取得しました。
理系なので、学校で簿記の勉強をしたことがなく、全くわからない状態でした。
実際に勉強した期間をぎゅっとすると、約5か月ですが、2か月で挫折しました。
挫折しても、そのままではもったいないと思い、奮起して真面目に3か月程勉強し、取得することができました。
誰かに見てもらわないと勉強が続かない性格なので、一人で勉強するのが苦手な人は独学だと時間がかかると思います。
なので、私は簿記2級を取るときは通信講座を選びました。
スタディング(簿記)という通信講座は、値段も安く勉強の流れがわかるので、どうしても独学が難しいと思う人におすすめします。
通信講座では、教材も提供してくれるので、わざわざ購入する必要もありません。
ユーキャンの簿記3級講座も 月額料金が安いので、おすすめです。
簿記3級を独学で取得した方法
①基本的な用語を理解する
専門用語を理解することがまず初めのステップだと思います。
実際に「参考書読むよりも問題を解いた方がいいよ」と言われたことがありますが、言葉を理解しないことには、問題の意味を理解することもできません。
簿記のことを全く勉強してないときに過去問をみて、「売掛金とは??」となったことありませんか?
軽くでいいので、参考書を読んで、専門用語を理解してから問題に取り組むことをオススメします。
②毎日少しでもテキストを開く
ほんの少しでもいいので、毎日新しい用語を学んだり、問題を解いたりすることがとても大事だと思います。
どんなに疲れてバイトから帰ってきても、少なくても30分は勉強していました。
明日今日の分もやるよりも、今日少しでも勉強した方が身につきます。
明日絶対やるとは限りませんから。
③ひたすら問題集・過去問を解く
専門用語を理解したら、あとは問題を解くのみです!
問題集は古本屋で未記入のものを購入すると、費用を安く抑えることができます。
資格試験の取得には過去問題集がおすすめです。
日商簿記だけでなく、漢字検定などほかの資格試験を受けたときも、過去問題集を解きまくったら合格できたことが多かったです。
おすすめの教材
問題集はワークブックと模擬問題テストか過去問がついているものがオススメです。
ワークブックでは自分の苦手なところをひたすら解くことができます。
ワークブックに飽きたら途中でも模擬問題や過去問を解いてみてください。
そしたら、今の実力と自分の理解できていないところが浮き彫りになります。
そのあとは、苦手なところをまたワークブックで解くの繰り返しです。
実際に購入したワークブック(模擬テスト3つ付き)を、最後まで終わらせれていない状態で、試験に挑みましたが、合格することができました!
簿記のメリット
理系なのに簿記を取得して意味があるのか、と思われる方もいるかもしれません。
ですが、簿記で学ぶ内容は会社の運営にも大きく関わってきます。
新入社員として会社に入社した際に、簿記の知識があれば会社の利益や経営状況を把握することもできます。
全く簿記の知識がない人と比べると、一歩リードすることができると思います。
社会人として働きながら、資格を取ることもできますが、より時間のある大学生のうちに将来役に立つ資格を取っておいて悪いことはありません。
また、簿記を習得すれば、履歴書の資格の欄に書くことができます。
就活の際に自分をアピールするために取っておいて損はないと思います。
もっと先のことを言うのであれば、転職に有利です。
事務職未経験から事務職に転職したいと思った時に、簿記の資格を持っているかどうかで、応募できる企業の数が変わります。
必須項目に簿記取得と書かれている場合もあるので、持っておいて損はないです。
まとめ+2級について
3級で独学の難しさと苦しみを味わったので、2級を取得しようか迷いました。
独学は費用が掛からない分、心の負担が大きいです。
でも、3級の内容が頭に入っているうちに2級を取らないともったいないんですよね。
もしかしたら、取らないといけなくなるかもしれないので、取ることをおすすめします。
独学は無理かな、と思う方はスタディング(簿記)やユーキャンの簿記3級講座を検討してみてはいかかでしょうか。
時間はかかっても独学はできますが、通信講座の方が気持ちが楽です。
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